新人躍動、貧打、監督交代、マイコラス夫妻、賭博…巨人の2015年10大ニュース

躍動の助っ人右腕は美人妻も話題に、杉内は史上最大の減俸

○7位 マイコラス躍動、美人妻も話題に

 今季加入した助っ人右腕マイコラスが躍動した。5試合目までは勝てなかったが、自身6戦目の5月28日の西武戦で初白星を挙げると、6月20日の中日戦(東京ドーム)から11連勝をマーク。13勝3敗、防御率1・92、勝率8割1分3厘で最高勝率のタイトルを獲得した。妻のローレンさんも“美しすぎる妻”と注目され、日本の芸能界に進出。大学時代には演劇の勉強をしていたという美人妻は7月にタレントデビューし、9月には格闘技イベントのラウンドガール。12月からは化粧品のイメージキャラクターとしてテレビCMにも登場した。

○6位 阿部、一塁→捕手→一塁

 阿部慎之助は万全の状態と打撃復活を最優先した今季、捕手から一塁手へコンバートして開幕を迎えたが、チーム事情から4月上旬に捕手に転向。しかし、6月6日のソフトバンク戦(東京ドーム)守備の中にファウルチップをマスク越しに受けた際に、古傷の首を負傷。捕手では患部を再び負傷するリスクなどが考慮され、同16日の1軍全体練習で一塁へ再転向した。原監督は「原点に戻る。(捕手は)99%ない」と説明。大黒柱の打撃復調を期したが、打率2割4分2厘、15本塁打、47打点と本調子から程遠かった。オフには1億8400万円ダウンの3億2600万円で契約を更改した。

○5位 杉内、史上最大の大減俸

 杉内俊哉は12月10日に都内で契約更改交渉し、4億5000万円ダウンの年俸5000万円でサインした。12年オフの巨人・小笠原道大(中日2軍監督)の3億6000万円を超え、球界史上最大の減俸となった。ソフトバンクからFA加入して4年目の今季は開幕から先発ローテを守ったが、慢性的に抱えていた右股関節痛が悪化。6勝6敗、防御率3・95。06年以来9年ぶりに規定投球回にも到達せず、3年連続でマークしていた2桁勝利も途切れた。10月に右股関節を手術。来夏以降の復帰を目指している。

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