パの強み? ホークス、日ハム、西武…「不動」だったパ球団の打順は?

12球団で唯一全試合を通じて同じ打順でスタメン起用されたのは…

 ソフトバンクほど割合は高くないが、同じように4人が100試合以上同じ打順に入ったのが西武。1番・秋山翔吾は全143試合でリードオフマンを担った。打率.359、55打点、14本塁打。シーズン216安打のプロ野球記録も樹立した。

 全試合を通じて同じ打順でスタメン起用されたのは12球団で秋山のみ。まさに「不動の1番」として活躍した年となった。秋山以外には3番浅村栄斗が112試合、4番の中村剛也が139試合、メヒアが102試合だった。また、森友哉は6番で89試合となっている。

 一方でまったく打順の固定ができなかったのは楽天だった。

 1番打者を7人、3番は11人、4番も7人、5番は15人、6番は21人も起用している。1年間安定した力を出せなかったことが証明されている。日本一になった2013年は2番で藤田が119試合、4番でジョーンズが143試合、5番でマギーが127試合、8番で嶋基宏が120試合。4人も固定されていた。今年は軸となる選手の台頭が望まれる。

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