倍増続出、最高は柳田の3倍…個人タイトルホルダーの年俸はどうなった?
金額面で最もアップ幅が大きかったのは柳田の1億8000万円
最多安打のタイトルを獲った秋山も倍増以上のアップとなり、1億5000万円でサイン。8800万円の上がり幅は球団トップだった。秋山はそのほか、ベストナイン、ゴールデングラブなどに選出された。そのほか、最優秀防御率(2.24)、最多勝利(15勝)、最高勝率(7割5分)の投手3冠に輝いた大谷翔平(日本ハム)が2008年のダルビッシュ有(現レンジャーズ)以来となる高卒4年目での2億円到達となるなど、それぞれ高い評価を受けている。
金額面で最もアップ幅が大きかったのは柳田の1億8000万円、次いで山田の1億4000万円、大谷の1億円となった。以下が投打で個人タイトルに輝いた日本人選手の今オフ契約更改。(※△はアップ、▼はダウン、―は現状維持。金額は推定。データはスタッツ・ジャパン提供)
【セ・リーグ】
○福原忍(阪神) 最優秀中継ぎ(39ホールドポイント)
1億5000万円(△3000万円、前年比1・25倍)
○藤浪晋太郎(阪神) 最多奪三振(221個)
1億7000万円(△8500万円、前年比2倍)
○川端慎吾(ヤクルト) 首位打者(3割3分6厘)、最多安打(195本)
1億6000万円(△7500万円、前年比1・88倍)
○山田哲人(ヤクルト) 本塁打王、盗塁王、最高出塁
2億2000万円(△1億4000万円、前年比2・75倍)
○畠山和洋(ヤクルト) 打点王(105打点)
1億3000万円(△4000万円、前年比1・44倍)
【パ・リーグ】
○大谷翔平(日本ハム) 最優秀防御率、最多勝利、最高勝率
2億円(△1億円、前年比2倍)
○涌井秀章(ロッテ) 最多勝利(15勝)
2億2000万円(―)※複数年契約
○増田達至(西武) 最優秀中継ぎ(42ホールドポイント)
7000万円(△4000万円、前年比2・33倍)
○則本昂大(楽天) 最多奪三振(215個)
1億5000万円(△3000万円、前年比1・25倍)
○中村剛也(西武) 本塁打王(37本)、打点王(124打点)
4億1000万円(△3000万円、前年比1・08倍)
○柳田悠岐(ソフトバンク) 首位打者、最高出塁
2億7000万円(△1億8000万円増、前年比3倍)
○秋山翔吾(西武) 最多安打
1億5000万円(△8800万円、前年比2・42倍)
○中島卓也(日本ハム) 盗塁王(34盗塁)
8000万円(△4000万円、前年比2倍)
※セ・リーグ最優秀防御率はクリス・ジョンソン(広島)、最多勝利は前田健太(広島)、最多勝率はマイルズ・マイコラス(巨人)、最優秀救援は呉昇桓(阪神)、トニー・バーネット(ヤクルト)、パ・リーグ最優秀救援はデニス・サファテ(ソフトバンク)。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count