田中将大の通訳が“苦労話”明かす NYメディアと良好な関係築くために…

江戸川大学でのセミナーに参加、田中の通訳として難しいことは?

 ヤンキース・田中将大投手の専属通訳を務める堀江慎吾氏が6日、千葉・流山市の江戸川大学駒木キャンパスで行われたグローバルセミナーに参加。「海外で仕事をするということ」をテーマにトークセッションを行った。

 田中が楽天からヤンキースに移籍した2014年から専属通訳を務める堀江氏。同大学を訪れるのは、昨オフに続いて2年連続となったが「2014年は田中選手も1年目だったし、自分も1年目だったので大変だったが、去年は少し慣れました」と、右腕のメジャー2年目の生活を振り返った。

 ただ、2013年まで米国でメディア系の仕事をしていた堀江氏が、通訳を務めたのは田中が初めて。それだけに、難しさを実感しているという。

 田中について、堀江氏は「質問に単刀直入に答えるタイプ」だと表現する。曲がったことが嫌いで、本心ではないことを取り繕って話す性格ではないだけに、「通訳で難しいと思うのは、(田中が)YES、NOだけで答えることですね。ただ、それだけでは外国人の記者も、それだけでは仕事にならないし、面白くないので」と、答えに気を遣う場面もあるという。

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