“今年の一文字”から見る大谷翔平の進化 「勝」「勝」「翔」から「超」へ
「去年を絶対に超えたい」―日本ハム大谷が一文字に込めた思い
日本ハムの大谷翔平投手が6日、千葉・鎌ケ谷市の球団施設で自主トレし、2016年の一文字を「超」に決めた。
昨季は打撃不振に苦しんだものの、投手ではパ・リーグ投手3冠。球界のエースとなった。「超」を選んだ理由について、「自分で設定した数字を超えていきたい。これまでもそうやってきたので、1つと言わず2つ超えていければ」と今季キャリアハイを目指す考えを明かした。
大谷はプロ入りから1年ごとに一文字を設定している。2015年までの一文字と理由、シーズン成績を振り返ってみよう。
▽2013年 「勝」
1月5日に母校・花巻東高で自主トレを公開。自身は高校で全国制覇できず、日本ハムは12年日本シリーズで巨人に敗れた。「去年、勝てなかったので。今年1年、勝つことを目標にやりたい」と明かした。
高卒1年目は打者として開幕1軍スタート。投手で3勝0敗、防御率4・23。打撃では打率2割3分8厘、3本塁打、20打点だった。