ドジャース入りマエケンの決断、米地元紙は高評価「マエダを気に入った」
希望に満ち溢れる右腕、「シャンパンファイト経験したい」、「200イニング投げたい」
前田は会見の席上、真っ先に身体検査で問題があったことを公表。それでも「不安はない」、「チームに貢献していく自信はある」と言い切った。「シャンパンファイトを経験したい」、「200イニングはしっかり投げたい」とも宣言し、その表情、言葉に不安の色は微塵もなく、希望に満ち溢れていた。
記事では、球団側に有利で選手がリスクを負う契約内容に言及し、「これは今後のトレンドにはならない」と報じつつも、前田の極めてポジティブなコメントや挑戦する姿勢を好意的に伝えている。
広島で97勝を積み上げ、最多勝2回、沢村賞2回など数々の実績を築いた右腕。それでも会見では「日本での結果は1度考えずに、メジャーリーグで結果を出して、しっかり前田健太という投手の評価を上げられればいいなと。こっちで結果を残すことだけを考えてきました」と一からのスタートとなることを強調した。
8年という長い契約の中で、前田はメジャーのマウンドに立ち、結果を出し続けることができるのか。27歳の挑戦に大きな注目が集まっている。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count