1万8000円席が2分で完売 パ6球団チア集結は大成功、NPB盛り上げる存在に
球界初の試みは大成功、“パ6球団チア集結イベント”の価値
プロ野球を盛り上げる貴重な存在となりそうだ。
球界初の試みとなるパ・リーグ6球団共同企画「パ・リーグ ダンスフェスティバル」が10日に開催された。各球団のチアリーディング・ダンスチーム、ダンス&ボーカルユニットなどが集結。大阪市のオリックス劇場に一堂に会し、様々な企画が行われた。
ダンスバトルや、私服ファッションショー、出演者全員がステージに上がり各球団の応援歌メドレーに合わせてダンスする初のコラボレーションパフォーマンスもあり、会場は熱気に包まれた。さらに、MCを「パ・リーグファン」の芸人・岡田圭右(ますだおかだ)とオリックスの公式ダンス&ヴォーカルユニット「BsGirls」の元リーダー・KYOKOが務め、絶妙なトークで雰囲気を盛り上げた。
会場には1800人のファンが集まり、掛け声や手拍子でサポート。ステージに近い1万8000円の席(120席)は、発売からわずか2分で完売する“プレミアチケット”になった。プロジェクトリーダーのオリックス・緒方貴弘氏(企画事業部企画グループ長兼ファンクラブグループ長兼宣伝グループ兼企画広報グループ兼イベント・運営グループ課長代理)は「席が2400人分あったので出来れば埋めたかったですけど、開催できたことが何よりです。1800人の方が来てくれたことはありがたい。本当に感謝ですね」と振り返った。
そもそも、なぜ今回の企画が生まれたのか。緒方氏は2つの狙いを明かす。