前田健太、“惜別会見”の一問一答　広島ナインへ「カープを優勝に導いて」

「初勝利できた時の喜びは今までの野球人生で一番」

――広島での9年間の思い出は？

「色々ありすぎて言い切れない部分もありますけど、高校を卒業して広島東洋カープに1位指名していただいて、本当にうれしかったです。スカウトの宮本さんに毎日、PL学園まで足を運んでいただいて、単独指名で評価していただいた。初勝利できた時の喜びは今までの野球人生で一番でした。プロ野球選手になれたんだという思いがあって、初勝利の瞬間はものすごく思い出に残ってます」

――最も思い出に残っているのは初勝利の試合か？

「いっぱいありますね。市民球場の最後も先発させてもらいましたし、マツダスタジアムの初勝利も。今年の最終戦のマウンドもすごく思い出に残ってます」

――この会見の前にオーナーとも話をした。

「温かい言葉もたくさんもらいましたし、『いつでもこの球場を使ってくれていい』という言葉もかけてもらった。キャンプに行くまでこの球場で練習したいし、カープの選手と最後にしっかり練習して向こうに行きたいです」

――あらためてメジャーでの目標は？

「しっかり結果を残したいと思います。行くだけが目標じゃないので、しっかり結果を残すことが目標なので、年々成長して結果を残せるピッチャーになっていければと思います」

――これから磨かなければいけないところは？

「すべて磨いていかないといけない。それに、今まで培ってきたもの、カープで学んできたもの、日本人ピッチャーの良さもたくさんあると思う。ボールやマウンドなど、環境に慣れながら成長していきたい」