2016年MLB日本人投手、最も輝くのは前田!? 米サイト予測、年俸約10億円に?
前田の年俸は出来高込みで約9億6000万円?
この予測では、登板数で300万ドル(約3億5000万円)、イニング数で225万ドル(約2億6000万円)の計525万ドル(約6億1000万円)がプラスになる。前田の年俸は1年目から825万ドル(約9億6000万円)と、10億円に迫ることになるが、実際にはどんな結果が待っているだろうか。その他にも、162奪三振、防御率3.2、四球率2.14と上々の予測数値が並んでいる。
また、救援投手ではセットアッパーに配置転換されるレッドソックスの上原浩治投手が44試合登板で41回を投げ、防御率3.07と過去の成績と比べてやや厳しい成績が算出されている。
一方、チームメートの田澤純一投手の予測数値は65試合登板で60回2/3を投げ、防御率3.56。4年連続の60試合登板を果たし、すべての成績が昨季(61試合登板、58回2/3、防御率4.14)を上回ることになる。1年契約ならば今オフに自身初のFAとなる右腕は、さらに価値を上げることができるだろうか。
昨年は、規定投球回に到達した選手がゼロに終わるなど、シーズンを通して結果を残すことに出来なかった日本人先発投手たち。今季も厳しい予測となっているが、これを覆せるか。そして、1年目の前田は結果を残せるか。大きな注目が集まる。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count