女房役がヤ軍3年目の田中将大にエースの期待 「ローテで1番手となる存在」
チャップマン加入は田中ら先発陣にプラス、「最高の救援陣を試合終盤に投入できる」
デレク・ジーター氏が引退して迎えた昨季は、チームリーダーとしても重要な役割を果たしたマッキャン。強打の捕手としてチームの主軸を打ち、キャリアハイの26本塁打、94打点でシルバースラッガー賞を受賞したが、2割3分2厘に終わった打率に関しては満足していないという。記事の中では、「もっと向上しなければならない。3割30本が目標だ」というコメントを紹介している。自らのバットで、投手陣をさらに力強く援護するつもりのようだ。
今オフ、ヤンキースはレッズからトレードでアロルディス・チャップマン投手を獲得。メジャー屈指の剛腕はクローザーとして起用される見込みで、先発投手陣だけでなく、チームにとって心強い存在となる。
「ゲームを支配できる投手、チャップマンはまさしくそんな存在だ。加えて、アンドリュー・ミラー、デリン・ベタンセスと3人の最高の救援陣を試合終盤に投入できる」
記事によると、マッキャンもこのように大きな期待を寄せているという。シーズンを通してマウンドに上がれれば、田中に1年目の13勝を上回る白星が付く可能性は高い。女房役の期待に応え、エースとしての役割を果たせるだろうか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count