DeNA契約更改終了、3季ぶり最下位も若手の躍進際立つ…年俸増減トップ5
育成から這い上がった左腕は210%増
続いてアップ額が大きかったのはルーキーの山崎康。1年目に守護神に抜擢されると5月8日の巨人戦でプロ野球新人記録となる9試合連続セーブ、5月27日のオリックス戦でプロ野球新人最多記録となる月間10セーブをマーク。シーズン終盤で疲労の色も見られたが、リーグ3位で新人最多記録となる37セーブを積み上げた。契約更改では3500万円アップの5000万円でサインしている。
また4番目はプロ2年目のシーズンだった砂田毅樹投手で、880万円アップの1300万円で更改。シーズン中盤から14試合に登板し、プロ初白星を含む3勝5敗、防御率3.20。育成から支配下となり、契約更改では210%アップと躍進した。
逆に最も大きな減額となったのは三浦大輔投手で1000万円減の1億2500万円でサイン。開幕2軍スタートとなったものの23年連続勝利を挙げ、17試合で6勝(6敗)、防御率4.13。引き続き投手コーチを兼任する42歳は今年、NPB最年長選手として新シーズンに挑む。
また、加賀繁投手は6月4日のソフトバンク戦で1回4失点を喫して以降、1軍登板なくシーズンを終了。9登板で0勝0敗3ホールド、防御率7.88とキャリアワーストの成績に終わり、900万円減の2900万円でサインした。また、山口俊投手も20登板で3勝6敗、防御率4.49と振るわず、800万円ダウンの8000万円となっている。