スカウト部長も高評価 楽天ドラ3ルーキーは内野陣に“殴り込む”存在に?

楽天ドラ3ルーキー茂木が秘める魅力

 楽天の新人合同自主トレが28日、最終日を迎えた。

 ドラフト3位の茂木栄五郎内野手はハキハキとした口調で約20日間の新人合同自主トレを振り返った。

「技術面もトレーニング面もすごく充実したいい練習ができたかなと思います」

 印象に残っていることを聞かれると「全体的にいい練習ができたなと思うんですけど、昨日、スタジアムの方で階段ダッシュをやったので、それが印象に残っています」と答えたが、「昨日」は「さくじつ」と言った。取材が始まる時は「よろしくお願いします」と、まるでアナウンサーのようにはっきりとした口調で言ってからテレビカメラの前に立った。茂木の丁寧な人柄が言葉に出ている。

 茂木は早大3年の2014年秋、東京六大学リーグで打率.514をマークし、首位打者に輝いた。15年春のリーグ戦では、自己最多となる5本塁打を放ち、大学選手権では2本のアーチを描いて日本一に貢献。残した打率は.615で最高殊勲選手に選ばれた。国際大会のユニバーシアードでも高打率を残した茂木。3年から4年にかけて変えたのはタイミングの取り方だった。

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