日ハムの右腕バース、“本家”に続く!? 「投手として伝説になれるように」
元阪神の最強助っ人と同じ名前の新外国人、伝説を“継承”へ!?
日本ハムの新外国人、アンソニー・バース(マリナーズ)が30日(日本時間31日)に米アリゾナ州の「ピオリア・スポーツコンプレックス」で入団会見に臨み、バース伝説の“継承”を誓った。
188センチ、90キロの28歳右腕は2008年ドラフト5巡目でパドレスに入団。昨季はレンジャーズで33試合に登板し、0勝0敗、防御率4.50。メジャー通算では129試合登板で先発では18試合。5勝9敗3セーブ、防御率4.40だった。5年連続20試合登板の実績を持っている。
登録名は「バース」。阪神で2度の3冠王に輝いたランディ・バースと同じ名字だ。“本家”は85年に阪神の日本一に大きく貢献している。栗山監督から「優勝請負人」と期待を受ける最速159キロの剛腕が、意気込みを語った。
――日本ハム入りが決まって。
「すごく光栄です。日本一になるために来た。早く札幌でファンの皆様に会えたらいい」
――日本ハムの印象は。
「いい選手ばかりという印象です。(30日の自主トレ前に)歓迎されて、うれしかった。チームにもスムーズに打ち解けられると思う」
――自身のアピールポイントは。
「中継ぎも経験したが、ほとんど先発でやってきた。中6日で『投げろ』と言われた試合は最後まで完投する投球を心がけている。少しでも自分の頑張りでチームに貢献できたらいい」