絶対守護神揃うパでロッテ西野が目指す境地 今季掲げる3つの目標とは

千葉市消防局も注目する圧巻の「火消し」

 絶対的守護神にふさわしいオファーだった。1月末、千葉市消防局は「春の火災予防運動(3月1日~7日)」での市内町内自治会・公共施設及び事業所に掲示する火災予防運動ポスターに2年連続で千葉ロッテマリーンズの西野勇士投手を起用することを発表した。「ストッパー」は、時に「火消し役」と表現される。マリーンズの抑えとして、どんなピンチも消してしまうその姿は、まさに火消しのイメージにピッタリだ。

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千葉市消防局の火災予防運動ポスター【画像提供:千葉ロッテマリーンズ】

「2年連続で起用していただき、大変光栄に思います。このポスターを見ていただき、火災予防に対する意識が高まることを願っています。また、自分も火消し役であるストッパーとして活躍することで、このポスターにこめられているメッセージを広く伝える事ができればと考えております。今年も失敗ゼロを目標に頑張ります」

 消防局からのオファーを、西野は嬉しそうにコメントした。マリーンズ選手の消防局ポスター起用は13年が益田直也投手、14年がG.G.佐藤外野手。15年と16年が西野で2年連続での起用は初。2月初旬より市内町内自治会掲示板、公共施設や事業所など約4000箇所に提出される。

 千葉市消防局は「2015年シーズンはセーブシチュエーションでの失敗がゼロと、火災ゼロを目指すこの予防運動にピッタリで、2年連続になりますが、ぜひとお願いしました。今年もマリーンズの火消し役として大活躍されることを期待しています」と起用の理由を明かした。通常は複数の候補者の中から選ばれるが、今回の人選はすぐに一本化され、本人にオファーが届いた。

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