絶対守護神揃うパでロッテ西野が目指す境地 今季掲げる3つの目標とは

今季、西野が掲げる3つの目標

 千葉の火消しの象徴となった西野は日本球界屈指の守護神でもある。54試合に投げて1勝2敗34セーブ。打たれた本塁打はわずか1本。同点の場面で2度、サヨナラ負けを喫し、負けこそついているが、リードした場面での抑え率は100%。特に地元・千葉では1勝0敗16セーブで防御率0.82。他球団のどの守護神よりも完璧な仕事をこなし、本拠地での安定感が、消防局関係者の目に留まったのも無理はない。

「自分の中では失敗ゼロを開幕からずっと目標にしてきた。正直、自分を追い込んで日々を過ごしていたので、プレッシャーで苦しい時はあったけど、期待に応えられて良かった。今シーズンはさらにいろいろな目標を設定して、それにむかって頑張っていきたい」

 そんな西野が2016年シーズンの目標に掲げるのは3つ。「自分の中ではまず区切りの100セーブを目指したい」。抑えを任された2年間で65セーブ。今季自己最多の35セーブを挙げることで目標は見えてくる。

 ただ、その上も狙っている。「小林コーチの持っているセーブの球団記録を抜きたい」。

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