米野球誌がキャンプ中の日ハム大谷“徹底解剖” 「世界で最も才能ある一人」
野球専門誌「ベースボール・アメリカ」が特集、大谷は「直球王子」「ロックスター」
米野球専門誌の「ベースボール・アメリカ」(電子版)が、米アリゾナ州でキャンプを行っている日本ハム・大谷翔平投手について、大々的に特集を組んでいる。将来的なメジャー移籍に注目が集まる二刀流右腕を“徹底解剖”。その能力を絶賛している。
同誌は「パドレスの施設でショウヘイ・オオタニに人だかり」のタイトルで、記事を掲載。パドレスのキャンプ施設で行われている日本ハムキャンプを訪れ、本人への取材も行っている。
記事では、日本ハムが選手とコーチを含めて100人ほどの大所帯でアリゾナに来ていることを紹介。「それでも、練習を観察する日本からのメディアや数百のファンの興味の大半は一人の男に注がれている」と大谷への注目度の高さに言及している。
大谷について「時に“直球王子”と紹介される21歳」として、米国でスター選手を形容する際に使う「ロックスター」であるとも表現。恵まれた体のサイズに触れつつ「世界で最も才能のある投手の一人だ」と断言している。
さらに、2014年にはベーブ・ルース以来となる2桁勝利&2桁本塁打を達成した二刀流右腕が、打者としても高い能力を持っていることを紹介。「仮にメジャー球団の望みが叶いオオタニがメジャー入りすれば、彼は二刀流をほぼ確実に諦めねばならない」としつつ、大谷自身がそれについて現時点では気にしていないと指摘。本人が同誌の取材に対して、通訳を介して「今はその決断はできません。二刀流であろうと挑戦していきます。(中略)今はそれしか言えません」と話したことも伝えている。