センバツ決勝カードに隠れたプロ登竜門…14年継続の“記録”は今年も続く?
島袋、今村、東浜、嶺井、田中…
○2011年優勝・東海大相模(神奈川)、準V・九州国際大付(福岡)
九州国際大付属のバッテリーは楽天の三好匠(現内野手)とDeNAの高城俊人。2人とも甲子園では本塁打を放つなど打でも活躍した。
○2010年優勝・興南(沖縄)、準V・日大三(東京)
春夏連覇した興南のエースはトルネード左腕・島袋洋奨(ソフトバンク)。相手のマウンドには山崎福也(オリックス)。ともに中大、明大を経て、プロ入りした。
○2009年優勝・清峰(長崎)、準V・花巻東(岩手)
決勝戦は1-0の投手戦。清峰のエースは広島の今村猛、花巻東は左腕・菊池雄星(西武)だった。今村は大会中に本塁打を放つなどバットでもみせた。
○2008年優勝・沖縄尚学、準V・聖望学園(埼玉)
沖縄尚学のバッテリーはソフトバンクの東浜巨投手とDeNAの嶺井博希捕手。2人はともに亜大に進学し、東都大学リーグでもチームを優勝に導き、プロ入りした。
○2007年優勝・常葉菊川(静岡)、準V・大垣日大(岐阜)
常葉菊川のエースは田中健二朗(DeNA)。決勝戦では先発こそしなかったが、見事優勝投手に輝く。2007年の高校生ドラフト1巡目でプロの門をたたく。
○2006年優勝・横浜(神奈川)、準V・清峰(長崎)
横浜の捕手は中日で今年も期待される福田永将内野手。主将としてチームを頂点に導いた。スコアは21-0と大差がついた。