元DeNAグリエル、亡命後初めて口開く MLBでも「弟と同じチームでプレーを」
MLB公式サイトのインタビューに応じる、「夢を叶えるためにトレーニングしている」
キューバから亡命し、現在潜伏中の元DeNAユリエスキ・グリエル内野手、ルルデス・グリエル・ジュニア内野手の兄弟が、MLB公式サイトのインタビューに応じている。
2人はドミニカ共和国で行われていた国際大会カリビアン・シリーズ出場後に亡命。現在の居場所などについては情報が錯綜していたが、今回のインタビューで亡命後初めて口を開いている。
「ファンのみんなに自分たちは元気で夢に向かって努力していることを理解してもらいたかった。我々のことを心配している人がたくさんいることは分かっている。でも、メジャーリーグでプレーしたいという夢を叶えるために毎日トレーニングしている」
キューバとアメリカの国交正常化への動きは進んでいるが、メジャーでプレーするために多くの選手が亡命し、第3国で居住権を確保している。2015年に来日の遅れでDeNAから契約を解除されたグリエル兄は、すでにパナマで居住権を取得しているとも報じられている。