阪神正捕手候補に11年間で41試合出場の男が浮上!? 「評価は異常に高い」

阪神正捕手候補に急浮上の岡崎、「野球を舐めていた」男が変わった!?

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岡崎太一のこれまでの成績

 金本知憲新監督の就任で、大きな注目を集めている阪神。その中で、プロ入り12年目の選手が、初めてレギュラーの座を掴むかもしれない。昨年までの11年間で1軍では計41試合にしか出場していなかった岡崎太一捕手が、猛アピールを続けている。

 阪神にとって、正捕手の固定は大きなテーマ。昨年は2年目だった梅野隆太郎がレギュラー候補として開幕前から期待されたが、2軍落ちを経験するなど56試合の出場に終わった。ヤクルト、日本ハム、阪神、横浜の4球団で捕手として活躍した野球解説者の野口寿浩氏は、2月上旬に沖縄・宜野座キャンプを視察。現役時代にチームメートだった金本新監督、矢野燿大1軍作戦兼バッテリコーチから聞いた話として、「キャンプ当初は、首脳陣は『完全に横一線』と話してましたよ」と明かした。

 キャンプで1軍スタートとなったのは、梅野、小宮山慎二、岡崎、そしてドラフト2位ルーキー坂本誠志郎の4人。梅野と坂本がレギュラー候補との声もあるが、野口氏はキャンプを見た上で「小宮山にも岡崎にも十分にチャンスはある」と分析する。

 特に目立っているのが、阪神では鶴岡(38歳)の次に年長となる32歳の岡崎だという。

「金本さん、矢野さんの共通の認識として、岡崎の評価が異常に高いですね。梅野もうかうかしていられない。バットの出し方とか、金本さんはつきっきりで岡崎にバッティングを教えていました」

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