日ハムドラ3井口、“大谷斬り”で1軍昇格 先頭に「ビックリ」も見逃し三振

大谷相手に「ストライク先行で真っ直ぐで押していきたかった」

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栗山監督は試合後に井口とドラ6・横尾の1軍昇格を決めた【写真:編集部】

 日本ハムのドラフト3位・井口和朋投手(東農大オホーツク)が20日、“大谷斬り”で1軍昇格を決めた。

 沖縄・国頭で行われた紅白戦に5回から白組の3番手としてプロ初の実戦登板。先頭・大谷翔平投手を見逃し三振。西川をスライダーで空振り三振、田中賢を遊飛に打ち取り、3者凡退に抑えた。

 栗山監督は試合後に、ドラフト6位・横尾俊建内野手(慶大)と共に1軍昇格させることを決めた。140キロ後半の直球とキレのあるスライダーを武器とする即戦力右腕は自身の持ち味や今後への意気込みを語った。

――プロ初の実戦登板だった。

「緊張せず、課題を持って投げることが出来た。その辺りが良かった。1軍で活躍させる打者を相手に、自分の一番の売りである直球をどこまで投げられるかを試したかった」

――先頭打者はいきなり大谷だった。

「僕もいきなり大谷君かとビックリしました。楽しみでもありました」

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