日ハム栗山監督、大谷の苦しんだ投球に収穫「内容は企業秘密です」
試合途中で降雨ノーゲーム、指揮官「自分の中で感じるモノがあった」
日本ハムの栗山英樹監督が9日の大谷翔平投手の登板を厳しく評価した。
大谷は同日のDeNAとのオープン戦(鎌ヶ谷)で先発。3回2死満塁のピンチを招いたところで降雨ノーゲームとなった。気温8度で、ぬかるむマウンド。直球の最速も149キロ止まりだった。
「投手・大谷」へは厳しい姿勢で臨む栗山監督。試合後は、その姿勢を崩さなかった。
――試合前から雨が降る悪条件だった。
「寒さがあったし、いろんな心配をしながら見てました。最後は足が滑っていたが、なんとかいい形で、と思っていた」
――開幕戦はQVCマリン(25日・ロッテ戦)。予行練習になったか。
「こういうことはシーズン中もある。苦しんだ時に何をどうするのか。仕方のないことと考えないといけないこと、出来なければいけないことがある。自分の中で感じるモノがあった。こちらが感じ取ったということは翔平自身も感じているはず」