前SB李大浩、マリナーズで「意外な能力」に高評価 開幕メジャーに前進中!?
サーバイス監督も定位置争いを歓迎!? 「苦渋の決断になってもらいたい」
「一塁では守備はしばし看過されがちだが、試合終盤でピンチヒッターで起用するとするなら、それは均衡した試合であることが多い。得点を狙った後、守備をすることになる。ベース付近でボール捌きに長けた選手が欲しい。バントの処理や試合終盤に起きるプレーに対応できる有効性を持った選手だ。バットだけじゃない。守備面の能力も同じように求められるんだ」
記事によると、サーバイス監督はこのように指摘。高い守備能力を一塁手に求める指揮官にとって、李の意外なほどの守備能力は大きなアピール材料となっている様子だ。
一方、本職は外野手のロメロは、オープン戦で17打数9安打の打率5割2分9厘(現地時間11日時点)と大爆発。8試合でチーム最多7打点、14出塁を果たしていることも記事では紹介している。「彼は毎日継続して活躍している。自信をつけているね。若手の成長は嬉しいよ」と指揮官。ただ、オープン戦では外野と一塁を守っているものの、守備面で難を抱えており、傘下の3Aタコマ送りとなる可能性もあるという。
記事では、昨季38試合出場のモンテロと李が現時点ではリードしていると分析。「こういう決断については… 苦渋の決断になってもらいたい。そうなればなるほど、我々はチームとして前進できると思う」とサーバイス監督は語っているという。マイナー契約の李大浩が、リンドとの「プラトーン起用」で開幕メジャーの切符を掴む可能性が高まってきている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count