田中将大、2回2失点で50球要すも信頼は揺らがず 「開幕戦登板の見込み」
ジラルディ監督が田中に寄せる絶大な信頼、「彼は準備を整えようと努力している」
また、記事では「捕手を務めるマッキャンは、球種や球速の出来は悪くはなかったとしている」と、女房役も手応えを示していたと指摘。マッキャンは「全ては直球の制球力だ。それが他の球種のお膳立てをすることになる。直球の制球が整えば、彼は早い段階でアウトを奪うことができる。今日は少し苦戦していた」と現時点での課題を挙げたという。
2イニングで50球を要し、1被弾を含む2失点。結果だけを見れば決して良くはないが、ジラルディ監督は気に留めてない様子だ。
「彼は準備を整えようと努力をしているのだと思う。結果に関して彼はそこまで不安視をしていない。実績のある先発投手やスタメン野手であれば、そういった準備に注力できる。その他の選手は競争を勝ち抜かなければいけないけどね」
特集で紹介された指揮官のコメントからは、田中に中心選手として、そしてエースとして、絶大な信頼を寄せていることが伺える。2年連続の大役へ向けて、田中が力強く歩みを進めていく。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count