【高校野球】鹿児島実が逆転で2回戦へ、追立が大会1号 優勝候補・常総学院は初戦で散る
常総学院はプロ注目左腕・鈴木が8回4失点、打線も好機生かせず
第88回選抜高校野球大会が20日開幕。2試合目は鹿児島実(鹿児島)が優勝候補の常総学院(茨城)を6-2と逆転で下して初戦突破を決めた。
先制したのは常総学院。初回1死一、二塁とチャンスを作ると4番・宮里がライト前に弾き返して先制。さらに鈴木のヒットで満塁とすると中村もライト前にタイムリーヒットを放った。
2点を先制された鹿児島実も4回に反撃。1死二、三塁から6番井戸田貴がセンター前に適時打。続く追立も右前安打を放ち、同点とした。
さらに5回には2死一塁から4番綿屋が右中間を破るタイムリーヒットを放ち勝ち越しに成功すると、6回には追立が左翼席へソロ弾。9回にも2点を加えて競り勝った。
鹿児島実は先発の丸山が6回途中を2失点で切り抜けると、2番手・谷村がその後を無失点で封じた。常総学院はプロ注目左腕・鈴木が8回を投げ、9安打4失点。リリーフの豪腕・樫村も乱調で失点を重ねた。打線も5、6、7回と再三のチャンスを生かせなかった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count