【高校野球】大阪桐蔭が土佐に大勝 プロ注目左腕・高山が8回零封&打線爆発12安打9点
大阪桐蔭が土佐を投打で圧倒
第88回選抜高校野球大会は23日、大会4日目を迎え、第1試合は大阪桐蔭(大阪)が土佐(高知)を投打で圧倒し、9-0で下した。昨秋に最速150キロをマークしたプロ注目の左腕・高山が緩急を織り交ぜた投球で土佐打線を8回2安打零封。打線も12安打で9点を奪う猛攻を見せた。
高山は2回、連続ヒットなどで1死満塁のピンチを招いたが後続を断ち、無失点で切り抜ける。するとエースは徐々に調子を上げ、3回以降は二塁を踏ませないピッチングを見せた。
打線もエースの好投に応える。3回1死二、三塁と好機を作ると3番・吉沢がレフト線へ先制の二塁打。さらに5番・古寺が2死満塁からレフト前へ2点タイムリーを放ち、この回3点を奪った。
6回には無死二塁から7番・栗林がレフト前に弾き返し、加点。さらに1番・永広にもタイムリーが飛び出し、リードを5点に広げる。7回には相手のエラーも絡んで2点を追加。8回にも中山、吉沢と2者連続の三塁打などで2点を奪った。
高山は8回を2安打8奪三振、無失点の好投。2番手の徳山が9回を締めて、土佐に完勝した。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count