田中将大、開幕へ不安… 2被弾含む4回7失点に「考えすぎてる部分がある」
開幕まで残り1登板、「『対相手チーム』にしっかり気持ちを向けないと…」
ヤンキースの田中将大投手は23日(日本時間24日)、ナショナルズ戦で4回9安打2被弾7失点と乱調に終わった。68球を投げ、ストライクは49球。オープン戦4度目の先発マウンド、開幕まで残り2試合という中で迎えた登板だったが、「自分の中で考えすぎてる部分がある」と複雑な胸中を吐露。残り1試合で問題を解決し、本番に挑むことになる。試合は0-13でヤンキースが敗れた。
田中は初回、レンドンの適時二塁打で先制点を献上した。3回にはドリューとラモスに一発を浴びるなど、6安打2被弾6失点と炎上。4回68球で降板した。
登板後、右腕は「もちろん、あれだけ打たれてしまうことは良くないですし、自分の中で今うまくいってないなという感じがあります。少し考えすぎている部分がゲームの中であるのかなというのはあるので、マウンドに立ったら『対自分』ではなくて、『対相手チーム』というところにしっかり気持ちを向けていかなければ、やはりこういう結果になってしまう。それが今日は出てしまった形かなと思います」と振り返った。