2年連続開幕投手に臨む日本ハム大谷、本番を前にその胸中は?
ロッテ涌井との対決、ロッテ打線の印象は…
――栗山監督は「勝つと信じている」と言っていた。
「最終的に勝っていればいいと思います」
――2、3日前に栗山監督と会談した。
「色々と話しました。今日だけではないです。今の段階で感情の起伏はないので。これからです。どんな感じでいくのか分からないが、楽しみでもある。いい状態で入れれば、それが1番いい」
――中継ぎの谷元がインフルエンザB型で離脱した。
「結果的に最後までいければいいです。他のリリーフの方に信頼がないわけではない。勝ち残っているメンバーで戦っていく。降板する時はもちろん信頼して、預けていく。谷元さんがいないのは痛いかもしれませんが、代わりの選手が補ってくれると信じてます。僕は僕で長いイニングを投げるがいいかなと思います」
――ロッテの開幕投手は涌井だ。
「いい投手だと思うので、去年1年間、安定して成績を残されている方。それでも、うちの打線が打ってくれると信じていますし、僕は取ってくれた点を守ることに集中していければと思います」
――開幕投手を務めるのは各球団のエースだ。
「涌井さんは間違いなくエースだと思いますけど、僕はまだ。(エースの座を)取りにいく立場。大事にいくのもそうですけど、大胆にいくところは大胆に攻めていけたらと思います。最後に勝っていれば。初戦ですし、それが1番うれしいと思います」
――ロッテ打線の印象は。
「多少、メンバーが変わっている。全部が全部、去年と同じではないですけど、各打者のイメージを持っていけたらと思います」
――昨年のロッテとのCSファーストステージ第1戦では2回2/3で3奪三振3四球、6安打5失点。プロ最短KOの大乱調だった。
「もちろん負けた悔しさはありますけど、初戦なので、なおさら取っていけたらと思います」
――QVCマリンでは通算3度目。1年目の13年7月30日に4回5失点KOされたが、昨年8月18日は最速161キロの直球を軸に12奪三振、6安打無失点で完封勝利を飾った。
「あまりイメージがない。風によって変わってきますし、その感覚を最初につかむことが大事になるかと思います」
――ロッテの対策は。特に鈴木大地には8打数5安打の打率6割2分5厘と打たれた。
「打たれてますけどね、これは相性なのかは分からない。今年と去年とでは違った部分があると思う。いい打者なのは変わりないかと思います」