日ハム栗山監督、就任5年目で初の開幕戦黒星 「僕の責任。申し訳ない」
打者に向かう姿勢を評価、「気持ちは昨年から出ている。すごくいいこと」
――マウンドに上がる前は緊張を感じたか。
「緊張というか集中している感じだった。すごくね。はき違えていけないのは、(失点したのは)開幕で緊張しているからなのか、それとも、そうじゃない理由があったのか。戦略上の問題で言えないが、なるほどと思うことがあった。1つだけいいことがあるとすれば、ああいう状態の中で、試合を引き戻したのは、すごく良かったと思う」
――大谷の打者に向かう姿勢は。
「アイツに関しては『打者をやっつけるんだ』という気持ちは昨年から出ている。変わらないし、すごくいいことだと思います」
――打線は涌井に7回まで4安打無得点。8回に1点差に迫ったが、届かなかった。
「打者も緊張して一生懸命やって力も入る。ただ、結果がすべて。一生懸命やればいいものでもない。ただ、みんなが何とかしようという気持ちは出ていた。あそこで翔平が踏ん張っているところで、何とかというのはあった。こういう試合はこちらの責任。申し訳ない」
――開幕2戦目へ。
「大事なことは勝ち負け以上にチームが成長しながら、前に進むこと。1つ終わって、選手も落ち着いてやってくれると思う。明日からしっかり野球をやっていきます」
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count