龍谷大平安が2年ぶり8強入り 甲子園通算100勝まであと2勝
市岡が完封勝利、八戸学院光星は得点圏に走者進めるもあと1本が出ず
第88回選抜高校野球大会は26日、7日目が行われ、一昨年の覇者・龍谷大平安(京都)が八戸学院光星(青森)を2-0で下し、ベスト8進出を決めた。
龍谷大平安は初回、八戸学院光星の先発・和田悠弥から2番の久保田悠がセンター前ヒットを放ち出塁。1アウト二塁から3番の西川藍畝が外角低めのスライダーをうまくすくい上げ、先制タイムリーを放った。
その後は和田、初戦に続き先発した龍谷大平安の市岡奏馬の投げ合いとなった。両校ともに走者を出すが、本塁が遠かった。
試合は1-0で進み、6回。龍谷大平安が追加点。再び久保田がレフトへの二塁打で口火を切ると、西川の送りバントで1アウト三塁に。すると、前の明徳義塾戦で本塁打を放った4番の橋本和樹のところで八戸学院光星は投手がエースの桜井一樹に交代。橋本は代わった桜井からライトへの犠牲フライを放ち、2点目を奪った。
八戸学院光星は5、6、7、8回と続けて得点圏に走者を進めるも、あと1本が出なかった。八戸学院光星が敗れたことで3校出場した東北勢は甲子園から姿を消した。龍谷大平安は市岡が9回を5安打に抑えて完封勝利。旧校名の平安時代を入れ、甲子園通算98勝とし、大台到達まであと2勝となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count