大谷翔平、初勝利ならずも…野手出場から中1日登板に「変わらないですね」
昨季苦しんだソフトバンクに1失点、結果的に勝利で「うちの方が勢いは強い」
――地方球場での連続イニング無失点は36イニングでストップした。
「地方球場だから、関係ないですね。ゼロに抑えるのは、どの球場でも大事なことだと思います」
――草薙球場は花巻東時代に合宿を行っていた。13年のリニューアル後は初めてだった。
「ザ・地方球場という感じでした。マウンドも(12球団本拠地に比べ)硬くはなかったです。スピードガンは見てないので分からなかったですけど、投げている感じは悪くはなかったです」
――球団計測では最速162キロだった。
「風も強かったので。曲がり球や落ちる球は扱いにくかったです。風を利用して、工夫していければ良かったです。(スライダーは)曲がらない球もありましたし、高めに浮いた球はいつも以上に曲がるように感じました」
――昨季1勝2敗、防御率6.58と苦しんだソフトバンクを1失点で抑えた。
「結果的に勝ったので、うちの方が勢いは強い。間違いなく明日(2日)以降につながると思います。それが重要かなと思います」
――三塁まで走者を進められる展開。ソフトバンク打線に対する難しさを感じたか。
「自分の中では走者がいても、いなくても、やることは変わらない。打たれた打球は野手に任せるしかないですから。自分がチームに貢献出来るのはボールが指から離れるまで。もちろん自分のところに飛んできたら、処理しますけど。特に走者を気にして投球はしてません」
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count