神宮の杜に衝撃与える予感? 9日開幕東京六大学野球、注目のタレントたち

昨年に続き“挑発ポスター”が早くも話題に

 すごいのは投球だけではない。全国屈指の激戦区・神奈川で3年春の県大会8強入りした湘南高で部活引退後、半年の受験勉強で東大でも最難関といわれる文科一類に現役合格。学部を選択するこの春からは法学部に進んだ超秀才エースだ。

 他校からすれば「東大だから」と舐めてかかることは許されない投手。宮台次第で、勝ち点1獲得と最下位脱出を狙う今年は「赤門旋風」が神宮に吹き荒れるかもしれない。

 昨春に話題を呼んだ早慶戦のポスターに続き「六大学の仲間たちへ」と題して「おぼっちゃまは強いよ。心の余裕が違うからね。」(慶大)、「早稲田が勝って、しあわせだが流行語になるでしょう。」(早大)、「スポーツが強いって名乗るのは、明治を倒してからにしようぜ。」(明大)、「野球マンガの強そうなキャラは、たいていこんな顔だ。」(法大)、「たぶん、日本で一番頭のいい野球部です。」(東大)、「たまには立教が優勝した方が、面白いだろ。」(立大)と各校のコピーがついた宣伝ポスターが秀逸だと、早くもインターネット上で話題を呼んでいる。

 好選手が揃い、グラウンド内外で盛り上がっている東京六大学。熱い春が、今年もやって来る。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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