日ハム栗山監督、大谷の成長を認めない理由明かす 「だから絶対認めない」
防御率1.86も4戦未勝利、大谷にエールを送った指揮官
日本ハムの栗山英樹監督が、開幕から4試合連続で勝ち星なしの大谷翔平投手へエールを送った。
ここまで4試合登板、0勝2敗、防御率1.86。開幕から4戦連続でクオリティスタート(6回以上を自責3以内)を達成しているが、打線の援護に恵まれない。9回あたりの援護点を示す援護率は1.74だ。
球界のエースに成長しつつある剛腕には、終始一貫して厳しい姿勢を貫く栗山監督。この現状を、どう見ているのか。監督として大谷に求めるところや、進むべき未来像などを明かした。
――なかなか大谷に勝ち星がつかない。
「開幕投手を務めた人間が勝ち星を重ねる計算が出来ないと、チームの状態は大きく関わってくる。だから、オレも早く勝たせてあげたいと思っている」
――10日の楽天戦(コボスタ宮城)では8回1失点完投も0-1で負けた。
「いい投球をしているのに勝たせて上げられなかった。その試合に関しては、こちらが申し訳なかったと思う。内容的には悪くなかった。ただ、本当のエースというのは1点しか取れない時は1点もやらない。極端なことを言ったら、10点取れる時は9点あげてもいい。オレは勝ちきることが出来るのが本当のエースだと思っている」