快投続く前田健太、米メディアが徹底分析&外角攻め着目「最高のお買い得」

37億円右腕との比較の声高まる前田「グリンキーのよう」

 ここまでメジャー3試合に登板し、無傷の2勝。ドジャースに新加入した前田健太投手の好投を受け、昨季同球団でメジャー最優秀防御率を記録した右腕ザック・グリンキー(現ダイヤモンドバックス)と比較する声が日増しに高まっている。ESPNが「ケンタ・マエダは勝ち続ける。グリンキーのように仕留める」と特集している。

 前田はメジャー3試合目の先発登板となった17日(日本時間18日)のジャイアンツ戦で7回4安打7奪三振1失点と好投。2勝目を手にした。デビュー戦となった6日のパドレス戦、12日のダイヤモンドバックス戦ではそれぞれ6回5安打無失点。ここまで19イニングを投げてわずか1失点、防御率0.47と安定したピッチングを見せている。

 今季のドジャース先発陣は2009年サイ・ヤング賞投手のグリンキーが抜け、当初は不安視する見方もあったが、新加入の前田がここまではその穴を埋める活躍を見せている。

 昨季19勝3敗と好成績を収めたグリンキーは6年総額2億650万ドル(約223億円)、メジャー最高の平均年俸3442万ドル(約37億円)でダイヤモンドバックスへと移籍。その輝かしい実績はメジャーデビューを果たしたばかりの前田とは比ぶべくもないが、スプリングキャンプからドジャースのグランダル捕手が前田と元同僚グリンキーの共通点に4種類の質の高い球種を挙げるなど、比較する声も挙がっていた。

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