イチロー凡退の裏で…米記者が“驚異の記録”レポート&ファンも驚嘆

メジャー盗塁王との比較にファンからも「感銘的」

 米データサイト「Baseball-Reference.com」によると、イチローは前日19日(同20日)時点で1万113打席に立ち、ゴロによる併殺は86個。これは歴代835位、現役でも71位タイとなっており、メジャー16年目のキャリアを考えれば、驚異的な少なさと言える。ちなみに歴代最多はカル・リプケンJrで350個(1万2883打席)、現役最多はアルバート・プホルス(エンゼルス)の313個(9965打席)となっている。

 このツイートに地元ファンも反応。イチローのキャリアで「2アウト未満でランナー一塁」のシチュエーションが何回あったかを問うと、同記者は1488打席と回答。さらに比較対象としてメジャー歴代最多1406盗塁を誇るリッキー・ヘンダーソンを挙げ、同様の状況が1812打席、そのうちゴロによる併殺が172個だったことを報告すると、ファンからも「感銘的だ」との声が沸き起こった。

 この日はヒットを打てず、金字塔への道のりは一旦休憩となったイチローだが、引退後の殿堂入りが確実視されるそのキャリアには思わぬところに偉大な記録が潜んでいるのかもしれない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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