前田健太、現時点で新人王候補2位に選出 本塁打量産の強打者との争いに!?

前田は「4月の時点で最高のルーキー投手」「ピッチングの足し引きもできる」

 11年のドラフト1巡目のストーリーは今季3Aからスタートの見込みだったが、記事では「メジャー史上初のデビュー6試合で7本塁打を放つダイナミックさを見せつけた」と強烈なスタートダッシュを絶賛。「このペースを守ることはできないだろうが、今季序盤でルーキー・オブ・ザ・イヤーの正統候補である立場を固めた」と評価している。

 2位の前田については「4月の時点で最高のルーキー投手」と評価。19イニングを投げ、15奪三振4四球という優秀な投球内容に加えて、出来高重視の特殊な契約内容にも注目が集まっている。

「ドジャースは前田とオフに野球史上最もクリエイティブな契約の一つとなるものを結んだ。8年2500万ドル(約28億円)の年俸は毎年健康を保ち、32試合200イニングを投げることができれば、1億620万ドル(約120億円)まで大きくなる。契約時にフィジカル面のイレギュラーな部分が存在したために、この契約はインセンティブの分厚い契約になっている」

 記事では、メジャー史上でも珍しい契約内容についてこう説明した上で、実力も申し分ないと評価している。

「28歳の前田は無失点に抑えた印象的な最初の2試合のおかげで、ナ・リーグの新人王争いの序盤の有力候補となっている。前田は相手をねじ伏せるようなボールを持っていないが、ピッチングというものを本当に理解している。

 彼のフォーシーム(直球)は90マイル前半だ。スライダーが勝負球になるが、カーブとチェンジアップも同様に効果的。彼の最高の良さはプレートのコーナーを突くピッチングだ。必要な時には高めも狙う。試合終盤も堅実そのもので、キャッチャーミットを安定して捉える。投球フォームと共にすべてのボールで相手を幻惑し、ピッチングの足し引きもできる」

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