“打者天国”で快投の前田健太、少年時代は「野茂の奇跡」知らなかった!?
当時8歳の前田は「サッカーをやっていた」
「僕はその試合も見ていませんし、この試合のことも知りませんでした。その時に僕は野球をやっていなかったので」
ESPNによると、クアーズ・フィールドでメジャー4度目の登板に臨む前、前田はこう語ったという。それでは、8歳の前田少年は何をやっていたのか。
「僕はサッカーをやっていたので」
右腕がこう明かしたと記事では伝えている。
前田はここまで4試合に先発し、3勝0敗。3勝はリーグ2位タイ、防御率0.36はナ・リーグトップという圧倒的な成績を残している。野茂氏は1995年のルーキーシーズンに13勝6敗、防御率2.54、最多236奪三振も記録し、新人王に輝いた。「キング・ケンタ」とファンに呼ばれるほどの人気を早くも手にした前田は、トルネード投法で全米を沸かせた野茂氏のようなインパクトを今後も残せるだろうか。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count