日ハム有原、栗山監督にバースデー勝利贈る 「これからも恩を返したい」
復帰戦で快投し開幕3連勝、「絶対に勝ちたい気持ちで投げていた」
日本ハムの有原航平投手が26日の楽天戦(札幌ドーム)で先発し、開幕から無傷の3連勝を飾った。
最速151キロの直球を軸にカットボール、フォークなど多彩な変化球で楽天打線に的を絞らせなかった。2点リードの8回無死二塁のピンチでは最速151キロの直球を連発。無失点で切り抜け、開幕3連勝をマークした。
栗山英樹監督にバースデー勝利を贈った昨季新人王。腰椎捻挫からの復活勝利、栗山監督への思いを照れ臭そうに明かした。
――3勝目を挙げた投球を振り返って。
「絶対に勝ちたい気持ちで投げていたので、すごくホッとしています」
――2点リードの8回無死二塁では150キロ台の直球を連発。後藤を左飛、嶋を中飛、岡島を右飛に打ち取った。
「最後だと思って力いっぱい投げました。絶対に抑えたい気持ちでした。球も浮いてきましたし、コントロールよりも腕を振る。力のある球で抑えようと思っていた。なんとか抑えることが出来て良かったです。欲を言えば、もう少し低めにいけば良かったかなと思います」
――登板3試合はすべて8回を投げ1失点以下。安定した投球を続けている。
「前の2試合は打たせて取る投球が出来ていた。それで長いイニングを投げられていると思う。今日は前半は球数が多く、終盤でバテる形になってしまった。次は完投できるようにしていきたいと思います」