日ハム中田、サヨナラ打も反省しきり 「僕の“エラー”からあんな展開に」
チームは勝率5割、「これからスタート。勝ちを積み上げていければ」
守りには自信を持っている。昨季はパ・リーグ一塁手部門で初めてゴールデングラブ賞を獲得。周囲を圧倒するフルスイングと2年連続100打点以上をマークした勝負強い打撃が売りだが、シーズン開幕前に「華麗な守備にも注目してもらいたい」と言っていた。
「勝てたので、まだ良かったですけど。勝ってる段階での9回。自分の“エラー”から、いろんなことがつながってしまい、同点に追いつかれて。申し訳ない気持ちでいっぱいです。ああいうプレーを少しずつでも減らさないと。もったいない感じがすごくします。気を引き締めてやらないといけない」
チームを勝利5割に戻したが、試合後は守備のミスで頭がいっぱいだった。
それでも、この日の大暴れで打率3割3厘、リーグ2位の20打点。29日から2位ロッテ、首位ソフトバンクとの戦いが続く中で当たりを取り戻しているのはチームのプラス材料と言える。
「これからスタート。これから勝ちを積み上げていければと思います」
今季2度目のお立ち台も、まさかの謝罪の場となったが、これも次への発奮材料に変えればいい。借金完済したチームの勢いに乗っていきたいところだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count