ダルビッシュ復帰大詰め レ軍は投手陣の故障防止へ6人制ローテ導入も

5月下旬から超過密日程のレンジャーズ、故障防止へローテ6人制も!?

 ダルビッシュが故障で不在の間、昨季プレーオフ進出を果たしたレンジャーズの投手陣は好調だ。

 記事では「先発ローテ5番手のA・J・グリフィンは4試合に先発し、3勝0敗で防御率2.52を記録。グリフィン、コール・ハメルス、コルビー・ルイス、マーティン・ペレス、デレク・ホランドの(先発ローテーションに)弱点はない」と分析。バニスター監督は好調な投手陣を保護するために対策を考えているという。

 レンジャーズは、5月27日から7月10日まで45日間で43試合という過酷な日程が待ち受けている。バニスター監督はこの期間に先発投手6人体制の導入を検討していると、記事では説明。「多くの良い面と悪い面が存在する。多くの地雷が存在するからね」と語ったことを紹介している。

 記事の中で、指揮官はダルビッシュ、グリフィン、ペレスの3人がいずれも過去3年間でトミー・ジョン手術の経験者であることを指摘。ホランドは故障で過去2年間は登板が少なく、ルイスも右肘や股関節の故障など深刻な故障歴の持ち主で、さらにハメルスも左太ももの痛みで先発登板を回避するなど、いずれの投手も健康面で不安材料を抱えていると、記事では説明している。

 夏に向けて投手陣の故障リスクを軽減する狙いが第一。そして、元広島のルイスとダルビッシュがNPB時代に6人制の経験者であることも「良い面」の一つだとしている。盤石の6人ローテが導入されれば、ダルビッシュは肘への負担を軽減させることができそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY