侍Jの脅威に? キューバ出身の最強守護神が米代表で来年WBC出場も

WBC参加に意欲、「もし招集してくれるのなら何としても行きたい」

 記事では「私はアメリカ国民となった。チームUSAでプレーできる。もしも、招集してくれるのなら何としても行きたい。クローザーもできるし、ブルペンで7回か8回を投げることもできる。求められることは何でもするよ」と語っており、アメリカ代表を率いる名将ジム・リーランド監督からの招集を心待ちにしてる様子が伝えられている。

 2009年の第2回WBCではキューバ代表として選出され、第2ラウンドでは日本戦にも先発。その際は敗戦投手になっている。当時から豪速球が話題となっていたチャップマンは同年に亡命。メジャーではクローザーとして地位を確立した。記事ではキューバ代表が亡命選手の代表戦への参加を認めていないことも伝えている。

 チャップマンはメジャー最強守護神とも呼ばれる実力者。通算19勝20敗146セーブで防御率2.17を誇り、昨季はオールスターでもクローザーを務めた。米国代表は来年のWBCで最強メンバーを結成することを見据え、ドジャースの左腕クレイトン・カーショー投手に招集を打診するなど、早くも動き出している。

 もし米代表入りが実現すれば、今度は最強守護神として世界一を目指すことになるチャップマン。小久保監督率いる侍ジャパンにとっても最大の脅威となりそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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