「必ず同じ球が来ると待っていた」 ロッテ角中、冷静な読みで逆転三塁打
ブルペン陣が踏ん張り逆転勝利、指揮官も称賛「今日は彼らの手柄」
この5試合の通算打率は1割5分そこそこで、得点圏打率も1割6分あまりだった角中。首脳陣が前日に3番に戻し、サヨナラ安打で結果を出した清田と角中の復活がなければ、首位ソフトバンクを追い上げられない。その意味で、火曜日からの首位決戦を前に、打線のキーマンの連日の活躍は大きかった。
「ALL for CHIBA」シリーズで、この日も真っ赤なサードユニフォーム。母の日でもあったが、選手はファンのためにも燃えた。「ブルペン陣が頑張ってくれた。今日は彼らの手柄」と伊東監督。8回の1イニングを無失点に抑えた5番手の松永は2年ぶりの勝ち星で、守護神西野も1点差を守り、フォークのキレが戻りつつある。
GW最終日のこの日は夏日。1月のトークショーでアイス大好きを公言した角中は「年間500個ぐらい食べる」と言っているが、アイスが美味しい季節は大歓迎で、バットも上昇カーブを描き始めた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count