昨季MVP打者が「0打数7出塁」のMLB記録 1試合6四球も最多タイ記録に
カブス一塁手も「話題に尽きた」
ESPNによると、今回のカブス4連戦では合計13四球とまったく勝負してもらえなかったハーパーは「向こうには向こうの作戦がある。残念ながら、それがうまくはまったね」と大人な発言で対応。
一方、ハーパーとの勝負を回避して連勝を7に延ばしたカブスのマドン監督は「最近はそこまで調子がよくなかったようだが、好調にはさせたくない打者。以前、彼には痛い目に遭わされた。今日はやるべきことをやったまで。それがうまくいったという話」と緻密な作戦が奏功したことを喜んだという。
たいがい出塁した打者は相手の一塁手と軽く言葉を交わすもの。「SI.com」によれば、カブス一塁手のリゾは試合後に「正直、話題に尽きたね。人生、野球、その他もろもろについて語り合ったよ」と笑ったとか。昨季MVP、本塁打王など数々のタイトルを獲得した23歳のハーパー。強打者は話術の達人になる必要もありそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count