昨季MVP打者が「0打数7出塁」のMLB記録 1試合6四球も最多タイ記録に

ナショナルズ主砲が1試合で2つの珍記録、ハーパー「向こうには向こうの作戦がある」

 ナショナルズのブライス・ハーパー外野手が8日(日本時間9日)に敵地で行われたカブス戦で珍記録を打ち立てた。

 延長13回の末に3-4で敗れてしまったこの試合で、ハーパーは7度打席に立ち、7度出塁したが、いずれも四死球による出塁で、記録上の成績は0打数6四球1死球。ESPN電子版によれば、公式記録として0打数7出塁はメジャー記録だという。また1試合6四球も、1999年ジェフ・バグウェルに並ぶメジャー最多タイ記録となった。

 ナショナルズにとっては同一カード4連敗を阻止するためにハーパーの活躍が必須だったが、カブスの作戦に屈した。初回の第1打席にストレートの四球で出塁すると、3回の第2打席も四球、4回には敬遠で満塁策を取られ、6回の第4打席にはデッドボールを当てられた。8回の第5打席は再び四球で、延長突入後の10回第6打席、12回第7打席はいずれも敬遠された。

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