日ハム大谷、162キロ2球計測も4敗目 自ら挙げる課題は「ここ一番の…」
「1球1球は良くなっていると思うので、ここ一番の…」
――やはり7回は投げきりたかったか。
「得点圏に走者を置くことが多かった。その中での130球。球数的にも余裕なく終わっている。球数的には7回で最後だと思ってました。打ち取れたら良かったが、四球で先頭を出して。エラーもあったが、抑えるところを抑えないと、ああいうことになる」
――5回のメヒアの同点二塁打を振り返って。
「(メヒアは)しっかり振り切っているので、予想より打球が飛んでいる。状態のいい打者。投げる場所がベストでなかったと思います」
――160キロ台の直球を7度計測。直球のスピードは出ていた。
「真っすぐ自体は悪くはなかったです。真っすぐで空振りを取れていましたし。今年に入って一番良かったですけど、真っすぐよりもピンチを作らないこと。そこが大事になると思います」
――3試合連続2桁となる今季最多11三振を奪ったが、それだけ球数も増えた。
「球数は結果論。そこにいくだけの配球をしたいですし、1球1球、納得出来るボールを増やしていければいいと思います。それが出来ていない」
――昨季との違いを挙げるとすれば。
「昨年は打線とのかみ合わせは良かった。打たれていても打ってくれる試合がありましたし、打てない時に抑える投球が出来たこともあった。今年は点を取ってもらっても、同点にされている。その辺りも大事になると思います」
――今後の修正ポイントは。
「1球1球は良くなっていると思うので、ここ一番の…。もちろん打った打者も素晴らしいですけど、僕の中で納得出来るボールではない。そういう球をピンチの時こそ増やしていければ、結果も変わってくる」
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count