ハム・レアード看板直撃弾の副賞が話題に 米では雄牛直撃でステーキも!?
ファンにも本塁打のチャンス!? 参加者の1人が驚愕の一発で副賞ゲット
このフレーズは宣伝のために書かれているわけではなく、実際にホームランを雄牛に当てた選手には地元ステーキハウス「アンガス・バーン」から副賞でステーキが送られている。筆者がここを相手チームのスタッフとして訪れたときは、選手たちは皆ステーキ目掛けて打撃練習を行い、雄牛を当てられるよう感覚を確かめていた。地元紙の記事によると、現在は相手チームの選手が放っても提供されなくなってしまったようだが、球場がオープンした1995年からは合計で29枚のステーキが振る舞われてきたようだ。
ホームランを打って副賞をもらえる機会は、選手だけでなくファンにも与えようと、今シーズンからテキサス・レンジャースが発案したのは「Swing for your seats(チケットのためにバットを振ろう)」といったプロモーション企画だ。
新たな、もしくは追加分で購入したシーズンチケットの頭金25%を支払うことで、3度ホームランを狙うチャンスが与えられる。見事ホームランを放った参加者には約108万円分までのシーズンチケットが無料となるか、その額分までアップグレードされたチケットが与えられることになる。
メジャーリーガーと同じ舞台でホームランを放つという無謀とも思える企画で、なんと参加者の1人がホームランを放ったのだ。その結果、ハーフシーズンチケットを2枚購入していた参加者にはグレードアップした席で4枚分(約92万円分アップグレード)が提供されることとなった。