出場限られるイチロー 3000安打へ、米専門家「今年は到達できないと思う」
若手外野トリオは好調でマ軍牽引、イチローはシーズン58安打ペース
イチローは今季52打席で45打数14安打。途中出場が続く中、打率3割1分1厘と結果を出しているが、先発の外野トリオは健在。昨季は故障で序盤戦に離脱したクリスチャン・イエリッチは打率3割1分7厘と好調で、昨年は不調で2軍落ちを経験したマルセル・オズナも打率3割1厘をマーク。主砲スタントンは打率2割2分7厘ながらチームトップの11本塁打、25打点を挙げている。この3人の活躍が、好調マーリンズの原動力にもなっている。
昨季は5月17日時点で106打席を数えたイチローだが、今季は2分の1以下。現状ではシーズン162試合に換算すると58安打ペース。通算安打数は2993安打止まりで、3000安打まで7本を残して2016年シーズンを終えることになる。
実況はライター氏の予想に対して、「それはわかりませんよ」と語った。今季中の金字塔達成への悲観論を、百戦錬磨のイチローはバットで吹き飛ばせるだろうか。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count