出場限られるイチロー 3000安打へ、米専門家「今年は到達できないと思う」

今季39試合で打席数は「52」、3000安打へ51本も「今の出場機会では…」

 マーリンズのイチロー外野手が17日(日本時間18日)の敵地フィリーズ戦で代打で出場し、左前打を放った。これでメジャー通算2949安打とし、3000安打まで残り「51」としている。ただ、今季はレギュラーの外野トリオが健在で、39試合消化時点でイチローの打席数はわずか「52」。出番の少なさから、現地解説者は今季中のメジャー通算3000安打達成は困難と予想している。試合はマーリンズが1ー3で敗れた。

 9試合連続でベンチスタートとなったイチローはこの試合、3点を追う7回1死一塁の場面で代打で登場。中継ぎ右腕ヘルナンデスの2球目を詰まりながらもサード後方に落とし、一、二塁とチャンスを広げた。

 地元テレビ局「FOXスポーツ・フロリダ」の実況が3000安打の金字塔まで51本となったことを説明すると、メジャー生活19年間で通算163勝を挙げたマーリンズOBの解説者、アル・ライター氏は不安そうな声を上げた。

「あと51安打ですか。今の出場機会では、今年は到達できないと私は思います。どう思います?」

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