快投の田中将大、味方の守備に感謝 「助けられてテンポよく投げられた」
二塁走者を自らタッチしたプレーには「9人目の野手として必要なこと」
0-0の5回2死一塁の場面では、ディッカーソンが放った左翼フェンスを越そうかという大きな打球を、左翼ガードナーがフェンスに激突しながらキャッチ。田中も「すごく本当に大きなプレー。あそこを乗り切れたのが自分の中では大きかったと思いますね」と振り返っている。
自らも好守を披露した。5回無死二塁の場面で、鋭いピッチャー返しに反応して捕球すると、ベースから飛び出していた二塁走者を追いかけてタッチアウト。守備には定評のある田中だが、「自分も9人目の野手として必要なことだと思うので準備はしています」と守備に対する意識の高さをうかがわせている。
前日まで2連敗したヤンキースだが、投打守が噛み合っての勝利をきっかけに、連勝街道をスタートさせたいところだ。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count