日ハム栗山監督、2発レアードをまさかの”酷評”? 「『打たないな』という感じ」
5月は月間MVPを狙える活躍も…「決して打っているなという感じはない」
日本ハムの栗山英樹監督が、28日の楽天戦(コボスタ宮城)で1試合2本塁打を放ったブランドン・レアード内野手を厳しく評価した。
レアードは5回先頭で安楽から14号ソロを左翼中段へ運ぶと、7回先頭では2打席連発となるダメ押しの15号ソロ。19日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来の1試合2本塁打で、5月は打率3割1分2厘、10本塁打、17打点。自身初の月間MVPを大きく引き寄せる活躍を見せた。それでも、栗山監督の評価は決して高くはなかった。
「決して打っているなという感じはないよね。逆に『打たないな』という感じが強い。この2、3試合はモヤッとしたものを感じていた。ちょっとレアードらしくなってきた。打つ球をタイミング良くガッと振ってほしかったんだ。ちょっと前に進んだかな」
まさかの“酷評”-。だが、これも栗山監督の期待の表れだろう。来日1年目の昨季は前半戦は打率1割8分6厘と不振だったが、シーズン終盤に大爆発。終わってみれば、チームトップの34本塁打、チーム2位の97打点をマークした。