復帰のダルビッシュを指揮官と主砲が絶賛 「ボールが衝撃的」「際立ってた」

158キロの直球を武器に勝利、バニスター監督は「ダルビッシュたる所以を見せつけた」

 昨年3月に右肘靱帯再建手術を受けたレンジャーズのダルビッシュ有投手が、28日(日本時間29日)の本拠地パイレーツ戦で鮮やかに復活した。2014年8月9日以来となるメジャーのマウンドに上がり、最速98マイル(約158キロ)をマークするなど、5回3安打7奪三振1四球1失点(自責1)と好投。チームは5-2で勝利し、右腕は670日ぶりの白星を挙げた。レンジャーズのジェフ・バニスター監督と主砲のエイドリアン・ベルトレ内野手は、エースの投球を絶賛している。

 地元紙「ダラス・モーニングニュース」では、2015年シーズンからチームを率いるバニスター監督が、就任216試合目で初めてダルビッシュのメジャーでのピッチングを指揮官として目の当たりにしたことに言及。その上で、試合後に「打者のリアクション、キャッチャーのリアクションを見れば、彼のボールが衝撃的だったことが分かるはずだ。ユウ・ダルビッシュたる所以を今夜見せつけたね」と話したことを伝えている。

 もっとも、バニスター監督はパイレーツ時代のベンチコーチ時代にレンジャーズと対戦した際、敵としてダルビッシュと対峙している。記事では、その事実も紹介。その試合でダルビッシュは、パイレーツの現エースで当時はルーキーだった右腕ゲリット・コールと壮絶な投手戦を展開し、7回4安打1失点で敗戦投手(チームは0-1で敗戦)となった。

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